天候:19日 晴れ、20日 曇りのち雨
大阪から6名のメンバーを迎え、東京在住の私と計7名で2日間奥多摩の山行を楽しんだ。新宿駅始発のホリデー快速おくたまで一路御嶽駅へ向かう、車内はその殆どが登山客で満員だった。御嶽駅からバスに乗車し滝本に移動、ケーブルを利用し富士峰園地に。高度差400mを稼いでスタートで皆さんの足取りは軽く、宿坊を横目に終わりかけの紅葉を楽しみながら脚を進め芥場峠を過ぎ大岳山荘の広場で昼食を取る。そこから約20分程で大岳山頂上に、晴天の中頂上は多くの登山客でごった返していたものの、富士山も拝めるのでコーヒーブレイクをした。今回の歩程は奥多摩駅までであり、山頂からが長かった(登りをラクした分下山は少々ハード)が、落ち葉を踏みしめながらの小春日和の山行は、気持ち良いものであった。
2日目は様々なサイトの天気予報を何度見ても、午後から雨天の予報であった。折角東京まで来て頂いたので、途中引き返す事も視野に三頭山山行を決行した。奥多摩駅からバスに乗り小河内神社へ、そこから名物!?である奥多摩湖を湖面で渡る麦山の浮橋を渡り登山口へ移動。ここから三頭山まで一気に約1000mを登り上がる奥多摩らしい急登のコースである。雨は最初少し降ったが、結局下山まで酷い雨降りに合わずに済んだ(ご参加諸氏の日頃の行いが奏した??)。こちらは完全に冬枯れの山道を登るルートで、落葉樹の葉は落ち切っていたが前日同様に枯葉を踏みしめながら点在するブナの大木に目を奪われた。三頭山は名の通り3つのピークがあり、律儀にそれぞれを登った。ここからは都民の森と呼ばれており、下山口からの逆ルートは平易なコースで、学校行事でも利用されている様子だった。森林館で各自着替えをし、バスに乗り武蔵五日市駅まで行き、武蔵五日市から乗り継ぎの無いホリデー快速に乗車し大阪からの皆さんは東京駅で新幹線に乗り換えられ一連の山行を無事終えることが出来た。