北大阪のぼろう会(KONK)

【例会山行】北海道旭岳〜大雪山系縦走と観光・山旅② (2019.07.16-08.03)

北海道の屋根、大雪山系旭岳旧火口、お鉢平。写真全体が火口跡。
火山ガスが充満し、お鉢の中は、デスゾーン。

行程日 2019年7月16日~8月1日  17日間

北海道山旅と観光行動記録 NO2
7月20日(土)フェリー組(先発隊)と飛行機組(後発隊)が、
旭川温泉で合流。明日、7月21(日)から3泊4日の日程で、北海道の屋根、大雪山系旭岳からトムラウシ山縦走の計画であった。
ところが、北海道には来るはずのない、台風が日本海側を通過する、その余波で、雨と強風の天気予報。山の上は大荒れになるとのこと。それまで言われてる中で、強行するわけにはいかない。
残念だが、計画変更。今日から3日間は何とか天気安定。晴れるときもある。
大雪山系の最高峰、旭岳から、花の山「白雲岳」経由、「赤岳」山頂に登り、
赤岳登山口、銀泉台に下り、バスで層雲峡温泉へ下る短縮コースに変更した。

7/20、今夜の宿は、旭岳ユースホステル「大雪山白樺荘」
先発隊・後発隊合流して、今夜は、勇駒別旭岳温泉地にあるユースホステル、大雪山白樺荘に
宿泊。明日からの登山安全を祈って、前夜祭。ユースホステルとは言えない、豪華食事に大満足。
ユースホステルの駐車場。ここまでおねだりキツネはやってくる
このキツネは、後ろ足をびっこ引いていた。車にひかれたのだろう。哀れで仕方ない。

2019年7月21日(日)
いよいよ今日から、北海道山旅の始まり。
旭岳ロープウェイが、山上駅「姿見の駅」まで運んでくれる。

100人の人を載せて、ゴンドラが山上駅、姿見の駅まで運び上げる。ロープウェイ下駅園地から、ゴンドラを見上げる。咲いている花は、シナノキンバイ。
旭岳ロープウェイ山上駅、姿見の駅から、今日の山旅がスタート。
元気よく笑顔で出発する、KONK隊。
まだ、残雪が浮かぶ、姿見の池。

姿見の池園地は、旭岳の山懐の高原に、池があり、その池の水面に旭岳の山容が映り、その様を観て、姿見の池と言われている。旭岳は活火山、噴煙が勢いよく立ち上る様に驚き、3000m級の高山に咲く、高山植物の花に感動。この園地には、ロープウェイが運びあがてくれことから、季節の良いときには、老若男女が訪れ、北海道旅行の思い出を綴る観光地として人気がある。

姿見園地には、高山植物が咲き乱れる。周遊通路わきには
満開のチングルマの群落で咲く。
仲良く並んで、エゾノツガザクラ。
白い花は、エゾマルバシモツケ、背景は、激しく噴煙を上げる地獄谷。
重い荷物の肩ベルトが食い込む。今日から
二日間、山中で生きていく糧。頑張るぞ!!
我々は山登り。元気だよ~!!
旭岳山頂   登頂の喜びが笑顔に出ている。
全員無事登頂しました。代表で筆者です。
エゾコザクラ・キバナシャクナゲの花が、お花畑を彩る。
旭岳旧噴火口、お鉢平。お鉢の底は、火山ガスが充満する、デスゾーン。
人間が立ち入ることはできない。
荒涼とした、火山礫大地。草木一本も育たない条件の厳しい環境。
その様な環境の中、コマクサは命永らえる。水分を求めて、火山礫の中に、根を深く下し、
霧雨を、細い葉にしずくで貯めて水分補給を行い、可憐で高貴な姿で咲く、高山植物の女王
エゾキバナコマノツメ
イワヒゲの接写
まるで月世界のような、索漠とした大地を歩く。
お花畑の中で、ティータイム。その場にいた者のみが味わえる
至福のひと時。お花はキバナシャクナゲ
高山植物の花と、KONKの華、どちらも奇麗な🌺さん達。
お花畑の中を、白雲岳避難小屋を目指して。
希少な植物、キバナシオガマ。初めて目にした
今夜の宿泊地、白雲岳避難小屋とテント場。避難小屋泊の予定だったが、宿泊者多く、
窮屈な思いを避けて、テント泊にする。

最後までご鑑賞、有難うございました。北海道山旅と観光NO2 ここまでです。引き続きNO3、掲載いたします。ぜひご覧くださいませ。

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