北大阪のぼろう会(KONK)

【例会山行】峰床山撤退(2023.2.25)

2/25(土)に京都北山”峰床山”に雪中山行に行ってきました。結果は途中撤退です。コースは葛川中村から江賀谷沿いの林道を詰めて二俣に行き、そこから谷沿いを進んで中村乗越を越え八丁平高層湿原を横切って峰床山のピークを踏んで元来た道で戻るというものです。昨年12月、雪の無い時に下見に行ってきたのですが、沢沿いのトラバースでいやらしい個所が少しあったぐらいで割とルンルンで行けたのですが雪があるとかなり違います。冬場の江賀谷沿いのコース、人気がないのかトレースがありません。林道とはいえトップはつぼ足でトレースをきざみました。   メンバーはリーダーY.I女史、R.O女史、T.I女史、M.N女史、H.K、T.K、H.Nの7名です。

8:38 当初、車は鯖街道沿いの空き地に駐車する予定でしたが積雪のため断念、1台は写真の林道入り口、もう1台は坊村の駐車場に置きました。
8:45 江賀谷沿いの林道を進みます。トレースはありませんがワカンを着けるほどでもないのでつぼ足で歩きます。
9:09 林道を倒木が覆います。下見時には全く無かったので今冬の雪の仕業だと思われます。
9:16 こんな大きな木も倒れています。雪の重みはすごいですね!!
10:11 二俣に着き1回目の徒渉をしますが水量が多いのであそこでも無いここでも無いと右往左往しました。
10:25 沢沿いのトラバース道を進みます。
10:28 2回目の徒渉です。ここはすんなりと通過します。
10:33 3回目の徒渉です。
10:46 一段と積雪が多くなってきました。
10:59 2箇所目の残置ロープトラバース道
下見時の同じトラバース道
11:12 さきほどの残置ロープから10分ほど進んだところで(上の写真)道が分からなくなりました。テープも見つけられず前も左右も傾斜が強く進むのが難しくなり、皆で相談してここで勇気ある撤退を決めました。
11:23 残念ですが元来た道を戻ります。
11:31 なぜかKさんに笑みがこぼれています。余裕の笑みですか?ほっとの笑みですか?
11:45 二俣を徒渉します。
11:58 林道に上がったところで昼食とコーヒータイムを兼ね大休憩をとります。
12:25 来た道を戻ります。
13:04 車まで戻ってきました。

この後、車を回収して帰路につきました。冬場のこのコースあまり人気が無いみたいです。林道歩きは良いのですが二俣からの複数回の徒渉、いやらしい残置ロープトラバース道、私も雪でスリップして残置ロープのおかげで事なきを得ました。それに小さな雪崩跡も見受けられます。多くの方は坊村から鎌倉山経由で峰床山を目指されているみたいです。無事に帰ってこれたのでいい経験が出来たと感謝しています。リーダーY.I女史ならびに皆様、お疲れ様そしてありがとうございました。下見時の峰床山と八丁平の写真もアップしときます。H.N記

峰床山頂上
八丁平

2 thoughts on “【例会山行】峰床山撤退(2023.2.25)

  1. おおつのりざん

    山は季節によって、本当にいろんな顔を見せるんですね。
    遭難の報道に接する度に、「こんな時に行かんでもええやろに」とついつい考えてしまいます。
    この山行も、秋と冬のニ枚の写真で一目瞭然でした。秋だけにしておけば良いのに、は素人の浅知恵でしょうか?
    でも、撤退の判断はステキです!!
    リーダーと諸賢の英断に拍手👏
    「無事に帰ってこれたのでいい経験が出来たと感謝しています」。
    この文言も良いですね。
    一歩間違えば、大惨事になりかねないのが登山ですよね。それを回避し、貴重な経験をされました(上から目線的でゴメンなさい)。
    これからもムリせず、楽しく山行を続け、山行記を読ませてください。
    余談 Kさんの笑みはホッとの笑みだったような気がします

  2. 仲弘栄 Post author

    おおつのりざんさん、いつも暖かいコメントありがとうございます。
    日本には春夏秋冬があり、山もその時々の風景を見せてくれます。
    年々体力の衰えを感じながら登っていますがその景色を見るといつも”来て良かったなぁ”と思います。
    これからも体力維持と免疫力アップを心がけながらぼちぼちと登っていきますのでフォローよろしくお願いいたします。(^0^)

    Kさんの笑みですが真実を確認したいと思います。。(^0^)

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