北大阪のぼろう会(KONK)

【個人山行】鈴鹿霊仙山系にフクジュソウ満開NO1 (2020.3.6)

滋賀県多賀町から、河内風穴を目指して県道を遡る。ほぼ廃村のアケン原集落の手前から、権現谷林道に入る。霊仙山を周回して、下山口がアケン原集落の裏山。集落から林道を少し上がった路肩にマイカーデポして、権現谷林道を登山口まで歩く。落石が点在する林道は、マイカーで入れるが、いつ岩石が落ちてくるかわからない。

落石を避けるため落石止の金網の下に駐車。舗装林道を歩き登山口を目指す。
約60分の歩き。
林道沿いの権現谷を流れる水は、ほぼ伏流水。大きな岩の下から、伏流水が
勢いよく流れ出ている。
伏流水は、エメラルドグリーンで透き通る。
林道の両側は、岩壁が連続する。
落石が転がる。(写真は引用)
登山口の、白谷橋の広場。登山口は手前左方向。正面は白谷林道。
登山道入り口は道は無い。目印を頼りに瓦礫の積もる急斜面に入っていく。
落石に注意が必要。
40分の苦闘の末、普通に歩ける尾根に出る。
エビネの群落が迎えてくれる。花の咲くとき来てみたい。
エビネの群落。根本を見ると、丸々膨らんだ花芽がのぞいていた。
石灰岩のカレンフェルトの岩石が累々と積み重なる。
尾根上に黄色い花がたくさん咲いている。
そこに咲いていたのは、フクジュソウの群落です。
フクジュソウ。
足の踏み場もないほど咲き乱れています。
ここから先の尾根には、ずっとフクジュソウは咲いていた。
ここにもエビネが。夏エビネの株のように見える。
石灰岩を抱き込んだ、牡牛のように見える樹木。
まだまだフクジュソウ。
いつまでも残って、毎年咲いてほしい。
前夜降った雪に埋もれて、寒そうに花びらを閉じている。
登山道は無く、尾根を外さないように。常に注意をして歩く。写真中央奥に
コザトのピークが見えています。
見事な苔の庭園。
フクジュソウは、「リョウシ」のピークまで続いていた。

このルートは、権現谷林道を奥に入り、白谷橋登山口から尾根に取りつき、石灰岩の積み重なる尾根をよじり、途中のピーク、「リョウシ」「コザト」を経由して、霊仙山最高点から、霊仙山本峰に至るルートです。
登山道もなく(踏み跡すら不明)、地図読みと、GPSが頼りの、超バリエーションルートです。経験者同伴での入山で、安心・安全の登山をお願いします。

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