北大阪のぼろう会(KONK)

【個人山行】鈴鹿霊仙山系、ショウシ・コザトから、霊仙山登山NO2(2020.3.6)

ショウシから先の登山道は、積雪の道になった。獣道が雪にかくれ、まるで登山道のように見える。広い雪原の尾根で、大きく右折するルートで、頼りになる唯一のナイロンロープの目印を見失い、進行方向を間違えた。どんどん下っていく。地図と携帯GPSで現在位置を確認すると、右折展開場所を通り過ぎていた。

ここで右折展開しなければいけないところを、直進してしまった。
間違って直進する視界の先に、目指す霊仙山の稜線が見えてきた。
直進で行けるものと思っていたが、どんどん高度が下がっていく。
間違いに気づき、後退展開で、間違ったであろう元の位置まで引き返す。
ルートに乗り、植林の中の尾根を、コザトに向かう。
お猿の団体さんが、先行してくれる。
コザトの山頂。
霊仙山へのルートに乗る。
このナイロンのひもが、最初から最後まで唯一の目印。
見つけたときはどんなにホッとしたことか。
コザトから先は、大半が藪漕ぎ。途中チェックポイントの、枯れ立ち木の有る植林地と、
白谷林道出会いに出られた。
暫く林道を歩き。
霊仙山の最高点へ向かって、立ち木にすがりながらの激登りが始まる。
樹林帯を過ぎて、石灰岩の林立する、激やば斜面を登る。
霊仙山の稜線に出ると、樹氷の景色が。
樹氷が青空に映えて奇麗。
ピークが霊仙山の最高点
最高点(1094m)から見た中央ピークが、霊仙山本峰(1083m)。
下山開始のタイムリミット。明るいうちに下山を目指して、霊仙山本峰は、最高点に達したので
登山目的達成と判断しスルー。下山ルート西南陵尾根に向かう。
西南陵尾根の末端、近江展望台から、霊仙山を振り返る。
前方、杉峠への激下りが始まる。
杉峠経由無名尾根を下り、アケン原集落に下り着いたとき、まだ明るかった。

白谷橋登山口発8:43、アケン原集落に下り着いたとき18:01。
経過時間9時間18分。 予定時間を1時間18分オーバーだった。
大変な山行だったが、最初から最後までルートファインティング、フクジュソウの大群落、山頂付近の積雪と、樹氷。たくさんの思い出を与えてくれた登山でした。

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